未来に向けたアートの発想力と社会的影響力 –異なる視点からの未来探求–

2023年5月30日(火)19:00-21:00

様々な価値観や利害の衝突が激化し、問題が複雑に絡み合う今日、解決策を見出すことはもちろん、問題に気づくこと自体が決して容易ではありません。しかし、アートやデザインは見慣れた世界や社会の前提を異なる視点で捉え直すきっかけを与えてくれます。今回はメディア・アートやスペキュラティヴデザイン(Speculative Design)に取り組む百瀬莞那さんをゲストに、こうした変化の中で新たにアート・デザインが可能にする世界の探求や、未来に向けた新たな社会関与の可能性について考えます。

〈略歴〉

講師:百瀬莞那(デザイナー)

現代社会に向き合い、未来を妄想し問いを立てるデザイナー・アーティストとして活動。慶應義塾大学SFCを経て、東京藝術大学修士課程に在籍。新潟県十日町市の自然科学系ミュージアムで2年間勤務し、現在は自然×テクノロジー×人類をテーマにしたスペキュラティブデザインの分野で表現を行う。第1回宮若国際トリエンナーレ常設展示やWIRED CGC特別賞、第12回エコツーリズム大賞特別賞などの多数の展示・受賞歴を持つ。

Arts-Based Research & A/r/tography, Koichi Kasahara Lab.

Arts-Based Research や A/r/tography などの アートと教育とリサーチ,笠原広一研究室での 実践や研究を紹介しています。

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